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要注意!寝違えに潜む「頚椎症性神経根症」

日常生活で多くの人が一度は経験したことのある寝違え。朝起きて首が回らない、痛みで生活に支障が出たことでしょう。今回は寝違えの話と寝違えと似た「頚椎症性神経根症」について解説していきます。

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寝違えとは

寝違えとは、起床時に、首から肩、ときには、背中にかけての痛みと首の運動が制限された状態のことをいいます。場合によっては、頭痛も起こることがあります。

「寝違え」という言葉は医学用語ではなく、首の周囲の筋肉、腱、筋膜など、急性の炎症の一般的な総称です。

大部分は、長時間、不自然な姿勢をとったり、寒冷にさらされたり、または、疲労した時などに、首や肩甲骨を、動かしたときに起こる、一時的な筋肉の痛みで、大体は2~3日で治りますが、症状がひどいと、1週間ほど症状が続く場合があります。

原因

なぜ寝違えが起こるのか正確な原因を特定することは難しいですが、一般的に考えられているのは「睡眠中に不自然な姿勢になったことにより、首の筋肉に負担が掛かり炎症が起きている」というものです。

原因の一つに寝相の悪さがありますが、寝相は個人差が大きいく、よく寝違えを起こす人は睡眠中に無理な姿勢になることが多いと考えられています。泥酔してしまうと無理な姿勢になってもなかなか姿勢を元に戻せないため、寝違えが起こる可能性が高くなります。

また、枕の高さが合ってないのも原因になることがあり、枕を新しいものに変えた時に高さが合わないと寝違えてしまうこともあります。

よくあるシチュエーションは以下の通りです。

● 深酒をして帰ってきて、そのまま寝てしまった
● 仕事で疲れて帰宅し、そのまま普段とは違う姿勢で寝てしまった
● ソファーやこたつなど、いつもと違う場所で寝てしまった
● 合わない高さの枕やベッドで寝ている、枕から頭が落ちていた
● 忘年会シーズン、送別会シーズンなどで付き合いが最近多い
● 気温や室温が低くて体が冷えている
● 掛け布団を掛けずに寝てしまった
● パジャマや寝巻きではない外出着のまま寝てしまった

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疲れきってしまった時や深酒をした時は、変な姿勢で寝てしまうだけでなく、十分な寝返りを打てなくなることも多くなり、寝違えを起こす原因になることがあります。また、自分に合った枕やベッド、布団を使っていないことも、寝ている間の体勢や寝返りに影響しやすくなります。さらに、「冷え」が原因になることもあります。うっかり深酒してそのままの服装で、ソファーに倒れこんで寝てしまった…なんて状況は寝違えを引き起こしやすい危険なシチュエーションと言えます。

 

対処法

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寝違えによる痛みは、首や肩、背中の筋肉や関節の炎症によって起こるので、炎症を抑えなければいけません。氷水を入れた袋で痛いところをアイシングしたり、湿布を貼ったりは自宅で一人でできる対処法なので、寝違えてすぐの痛みが強いときにしてください。首に負担をかけてしまうと状態が悪化してしまうこともあります。仕事や学校など行かなければならないかもしれませんが、できるだけ安静にして早期に施術するほうが痛みが早く引きます。

 

頚椎症性神経根症とは

頚椎症性神経根症(けいついしょうせいしんけいこんしょう)は壮年の人に多い首の病気です。この病気を説明する前に、頚椎症とは何か、神経根とは何かを説明します。

頚椎椎間板ヘルニアと頚椎症の原因と症状と治療 | 漢方百草園薬局漢方百草園薬局ホームページより引用

 

まず頚椎症ですが、これは頭を支えたり動かしたりする負担が首の骨(頚椎)にかかり続けることで起こる経年変化と言えます。どんな変化かというと、椎間板という背骨の一つ一つの骨(椎骨)をつなげ、その間に挟まっていてクッションの役目をする組織が、摩耗して水気を失い、上下の厚みがなくなる状態(椎間板変性)が最初に起こります。変性した椎間板は厚みを失った分だけ周囲にふくらみます。椎間板が変性すると、椎骨のへりに餃子の羽根、あるいは鳥のくちばしのような骨の出っ張り(骨棘)も現れます。このような変化によって神経の通り道が狭くなると、そこを通る神経が挟まれてしまいます。

神経根とは、神経の本幹である脊髄から左右に枝分かれする細い神経のことです。首の神経根は左右にそれぞれ8本ずつあります。この神経根は脊髄から別れて椎間孔という首の骨の両側にある細いトンネルを通って首の骨から出て行きます。

頚椎症性神経根症とは、椎間孔が上に述べた首の骨の経年変化(頚椎症)によって狭くなったため、神経根がそこで挟み付けられて起こる病気なのです。

 

原因

主な原因としては、加齢に伴う頚椎の変形で、普段の姿勢の悪さなどの生活習慣も病気の発症の要因となることがあります。例えばスマートフォンを使用する際に不適切な姿勢を続けることで首への過度の負担をかける、パソコン画面を使用する際に首を反らせて長時間使用する、などが挙げられます。加齢に伴う椎間板変性が原因となるため、10代などの若い方には起こりません。ただし、椎間板の変性は20代からはじまるため、20代や30代といった若年層の方でも一定の割合で痛みが現れることはあります。

 

症状

主な症状は首、肩、背中、腕の痛み、しびれです。首を傾げたり、顔を上に向ける動作で痛みやしびれが強くなったりもします。腕を普通に下げていると痛みが強くなるため、反対の手で痛む側の腕を支えたり、痛む側の腕を上に挙げたままにする姿勢もこの病気の特徴の一つです。また、肩や腕の力が弱くなるなどの運動麻痺もあります。

痛みが出る動作や範囲は寝違えと似ているため注意が必要です。

 

予防法

予防法としては、日常生活の中で頚椎に過度な負担をかけないこと、正しい姿勢を心がけることなどが挙げられます。特に、首を大きく反らした状態で長時間過ごす、などの動作は頚椎に大きな負担となるため避けてください。頚椎症性神経根症は基本的に保存療法で治療していく病気です。痛みやしびれの症状が治まったからといって以前と同じような行動をしてしまうと、再び痛みやしびれが出現し増強する可能性もあります。油断せず、根気よく治療を続けていきましょう。

当院では

  • 原因
    追求
  • 施術
    確認
  • 回復
    予防
1.触診・エコー検査

基本となる触診だけでなく超音波(エコー)観察装置を完備しており、靭帯・骨・筋肉の損傷部位の特定、炎症の状態などを検査することができます。
エコー検査と伴にタブレットを用いて更に細かい現在の症状・外傷についてご説明させて頂います。

2.姿勢、重心、バランスのチェック

患者様に合わせた適切な施術を行うために、身体の歪みやバランスのチェックを行います。
姿勢・関節の可動域のチェックに加えてスティムアップ(高反発マット)やバランスボードを使用し、身体の癖や重心、バランスも確認を行っていきます。

3.姿勢、重心、バランスのチェック

問診から行った検査を基に状態の説明と施術内容の確認をさせて頂きます。
特殊微弱電流治療器「アキュスコープ」「マイオパルス」で施術を行います。日本では台数がまだまだ少ない施術方法なので丁寧にご説明させて頂きます。全て説明後、施術を始めさせて頂きます。

4.施術後の状態確認と日常生活指導

施術後、身体の症状お程度や動きのチェックを行い、日常生活で行って頂きたいストレッチやケア、注意すべき点などのご説明をさせて頂きます。
ご予定に合わせて次回からの来院頻度や施術計画を再確認し終了となります。

お会計

症状によって来ていただく頻度や期間は異なりますので診察後に施術計画についてご相談させていただきます。

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